顔の歪み・整顔・小顔矯正
この様なお悩みにトータルバランス無痛整体の整顔・小顔矯正では・・・
上部頸椎の歪みを調整し、頭蓋骨の歪みを整え、顔、頭の筋肉のコリをほぐし、リンパ液の循環を改善する事によって、左右対称でスッキリとした顔立ちを目指し進めていきます。
お客様から「矯正は痛いですか?」と聞かれる事がありますが、痛い事はほとんどありません。お客様の中には施術中にスヤスヤと眠って居られる方もいます。ご安心して来院下さい。
上記の動画は以前、整顔・小顔矯正セミナーを行った際のデモンストレーション中に撮った動画です。実際の施術でも同じ力加減で行います。(※実際の施術ではディスポーザブルのフェイスペーパーをかけて行います。
なぜ顔が歪んでしまうのでしょうか?

人間の頭蓋骨は15種23個の骨の集合で出来ています。その23個の骨は互いが縫合(右図の矢印の部分を頭蓋縫合と言います)によってパズルの様に組み合わさっており、その縫合部分が乳児期の歪みの基礎や、日々の生活習慣等(※詳しくは後述致します。)によって偏りが生じてしまい、頭蓋骨全体のバランスが崩れ、結果的に顔が歪んだ状態になってしまいます。
トータルバランス無痛整体では通常の整体診療の中で上部頸椎の歪みに焦点を当て、様々な症例と向き合って来ました。日々の臨床を元に、上部頸椎の歪みを研究していく中で、上部頸椎の歪みと頭蓋骨の歪み(顔の歪み)には関連性があり、その多くはパターンに分けられる事(カテゴリー分類)が出来る事が分かりました。
では、上部頸椎と頭蓋骨の関連性、カテゴリー分類、どの様にして顔の歪みにアプローチしていくのかを以下で詳しく説明します。
上部頸椎の歪みと頭蓋骨の歪みの関連性について
当院では上部頸椎の歪みを4つのカテゴリーに分類して歪みの調整を行っていますが、頸椎というのは構造上、頭蓋骨を支えている土台になっています。建物に例えて申し上げると基礎(頸椎)が曲がっていると、当然その上に乗っている建物(頭蓋骨)は不安定になり、バランスを取ろうとする為に歪んできてしまいます。実際の建物は顔の様に歪む訳ではなく、負担が掛かってしまう所が劣化として現れて来ます。頭蓋骨の場合は柔軟な縫合によって歪ませる事が出来てしまうのでバランスを取った結果、それが顔の歪みとして現れて来ます。
では、そもそも上部頸椎の歪みはいつ、どの様にして出来てしまうのでしょうか?

以下にお伝えさせて頂くことは、長年の臨床で赤ちゃんから子供、青年、大人までを広く診療してきて出来た仮説になります。
人間は成長の過程でまず4ヶ月位で首が据わり、半年位で腰が据わります。(←ここは仮説ではありません。)その4ヶ月位で首が据わる時期に、位置バランスとして上下前後左右均等に据われば問題は生じませんが、何かしがのストレス(ショック)が上部頸椎に掛かった状態で首が据わる場合、頭を支える筋力の分配に偏りが生じ、それが後の上部頸椎の歪みの基礎になってしまうと考えています。首が据わった後に腰が据わっていきますが、首の筋力に偏りがある状態で据わってしまうとバランスを補整する為に、腰はまた偏りを作って据わります。ここでは顔の歪みについて説明させて頂くので身体については省略いたしますが、その様に頭蓋骨(建物)を支える頸椎(基礎)に力の偏りが生じてしまう事で後の顔の歪み(頭蓋骨の歪み)が出てくるという仮説がトータルバランス無痛整体の考えになります。(頭蓋骨の縫合はその後の1歳半~2歳頃に基本的な部分は固まり、その後も硬化を続けていきます。)
上記で申し上げた乳児期の歪みの基礎が潜在的にある場合、幼少期の身体の使い方(無意識の身体の使い方)に偏りが生じてしまいます。それは無意識の生活習慣の癖として頭部に掛かるストレスとしても現われて来ます。では、次に幼少期の生活習慣の癖をみていきましょう。

幼少期の頭頸部に起こりやすい生活習慣の癖として、片側噛みがあります。上記で申し上げた乳児期の歪みの基礎がある場合、すでに頭頸部に筋力の偏りが生じているので、無意識に特に硬いものなどは咬み易い方で咬み続けてしまう、と言う事が起こります。例えば右の奥歯で硬いものを噛む癖がある場合、左右で運動性の偏りが出てきます。幼児期のまだ身体が成長していく段階において運動性の偏りが生じてしまうと、刺激の多い側と少ない側に分かれてしまうので、幼少期の時点では目に見て分かるほど顕在化していない場合が多いですが、成長し、徐々に筋肉、縫合が硬くなり全体的にシャープになっていった時(多くの場合は思春期以降)に「あれ?顔が歪んでる?」と言う事になります。

次に青年期に頭頸部に起こりやすい生活習慣の癖として食い縛りがあります。幼少期から食い縛りの癖を持つ場合もありますが、多くの場合、学生として勉強や活動、精神的プレッシャー、対人ストレスなどに対し我慢や頑張っていく事が生活の主体となってくると、無意識に食い縛る事によって交感神経を刺激し、目の前のタスクをこなそうと努める様になります。
すこし余談になりますが、自然界の動物は相手を威嚇したり目の前の敵に立ち向かおうとする時に、牙を立て瞬間的に交感神経を活性化し、筋肉や脳に血流を優先的に回し、一事をしのぎます。この様に動物は瞬間的に交感神経を活性化する事はありますが、人間のように一日中交感神経を刺激し、頑張り続けないと生活出来ないわけではありません。ほぼ人間だけが一日中交感神経を刺激し、病気にならないギリギリの所でバランスを取ってるのが今の現代人になります。(※交感神経を刺激する要因は食い縛りだけではなく多岐に亘ります。)
話を戻すと、食い縛りの時に働く筋肉は咀嚼筋(そしゃくきん)と言い、4つの筋肉があります。詳しくは省略致しますが、咀嚼筋の力は非常に強く、平均で40~60kgの力を加える事が可能な筋肉です。左右の側頭部のほぼ全体を覆っているこの咀嚼筋に食い縛りによって慢性的に力が加わり、かつ口腔内では片側噛みの癖があり、片側にばかり40~60kgの力が掛かる状態であれば、顔の歪みの状態を更に悪化させてしまうのがイメージ出来るかと思います。

例えば、右側での片側噛みの癖があり、かつ食い縛りの癖によって、あご周りの筋肉(咀嚼筋)が凝って硬くなってしまうと、その硬くなった筋肉が主に側頭部の骨を引っ張り、上下前後左右のバランスを悪くしてしまい、左目と右目の大きさが違って見えたり、口の高さの左右差、鼻の高さ、頬の高さ、耳の高さと顔全体に表れてきます。
トータルバランス無痛整体では顔の歪みをカテゴリー1~カテゴリー5に分類しており、右図の様な歪みは筋肉の緊張、生活習慣の癖によって起こってしまう日本人に一番多く見られる歪みのパターンになります。(右が前に向かって開き、左が後ろに向かって収束する状態・CAT1)
次に、筋肉の性質として筋肉は凝り固まると中に老廃物が溜まり、層が厚くなるという性質があります。(※肩こりもこった部分が硬く隆起しているのが分かると思います。)あごのエラが大きくなっている方は、あごの凝り固まった筋肉の層がが厚くなってしまい、大きくなっている場合が多く見られます。
以上の事から、顔の歪みの原因をまとめると・・・
上部頸椎のアンバランスから頭蓋骨が歪んでしまい、その後に生活習慣の癖が加わり、頭頸部が硬くなる悪循環を起こす事によって顔の歪み、頭の歪みが生じているのです。
施術の流れ

※なるべくお化粧が落ちないように施術を行いますが、気になる方はお化粧直しセット等をご持参頂ければ幸いです。
顔の歪み・整顔・小顔矯正に関するよくある質問
どの位で良くなりますか?
通常1回目の施術で改善を確認して頂けます。軽度の場合では、その後1~2回の施術でお悩みが解決する事もありますが、平均すると5回前後で良い状態が安定する事が多いです。※頭頸部の歪みだけではなく骨の変形を伴う場合、変形部位の改善は難しい事があります。予めご了承下さい。
どの位のペースで通うと良いですか?
状態にも因りますが、最初は10日前後位で調整出来ると理想的です。あくまで理想的なペースであって、遠方から来院される方や忙しくて中々通えないといった方などは最初から1ヶ月に1度の方も居られます。
歪みの状態が落ち着いてきたら、安定させる為に徐々に間隔(2週間→1ヶ月→2ヶ月)を空けていきます。生活習慣や無意識の癖の度合いによっても変化いたしますので、その筒度状態を見極めてアドバイスさせて頂きます。
施術後の状態を保つ為に出来る事はありますか?
顔の歪みやトラブルが出ている場合、生活習慣の癖を改善する為に、以下の様に術後のアドバイスをさせて頂いています。
①片側噛みの癖
②食い縛りの癖
③片側(同じ方)を下にして寝る癖
④頬杖をする癖
⑤首と頭の位置バランス(無意識の姿勢)
を気を付けていきましょうとお伝えしています。これらの癖は、今気になる歪みが無くても、時間と共に心身の健康を害する要因になりますので、努めて改善していかれると良いかと思います。
